『わたしは異邦人』@<エミネ・ユルドゥルム>監督
7月
2日
2024年の第37回東京国際映画祭でアジアの未来部門の作品賞を受賞したトルコ映画『昼のアポロン、夜のアテネ』が、タイトルを『わたしは異邦人』と改め、2025年8月23日から東京・ユーロスペースで上映され、全国でも順次公開されます。
本作の主人公は、イスタンブールで生まれ、孤児として育った新米能力者の「ダフネ」です。彼女は行方不明の母親を探すため、地中海に面したトルコの古代都市・シデを訪れます。
ぼやけた写真だけを頼りに人探しを始めた「ダフネ」はマルクス主義革命家、娼婦といった不思議な人々と出会い、彼らの協力を得ますが、彼らも見返りを求めて「ダフネ」に近寄ってきたのでした。
そして〈目に見えないもの〉との交流を通して、「ダフネ」は新たな自分を知っていきます。本作が監督デビュー作となる<エミネ・ユルドゥルム>が脚本も担当しています。