ファルコン昆虫記(1156)【ツトガ】
6月
8日
細長い体形が特徴的な、チョウ目(鱗翅目)ツトガ科の【ツトガ】です。
翅の開張25~35ミリ。一般に雄は雌より小さく,翅の色が濃いです。前翅は薄い灰黄色,翅脈に沿って無数の暗褐色線が走り,中室の下にはぼかしたような白線があり,外縁にも白線があり,中室端に黒点がある。後翅は白っぽいが,やや灰褐色を帯びています。沖縄本島以北の日本全国に分布しています。
若齢で越冬し,6月ころから老熟し蛹化します。成虫は6~9月に出現し,平地でも山地でもよく灯火に飛来します。