お茶菓子(1162)おはぎ(きなこ)
5月
17日
デイケアでいただいたお茶菓子は「おはぎ(きなこ)」でした。(あんこ)の「おはぎ」と交代で、ポツリポツリと出てくる種類です。
日本では古くから〈小豆〉は、赤色が「邪気を払う」として重宝され、和菓子や季節の行事の料理に利用されてきました。「おはぎ」もそのひとつです。春と秋の彼岸にご先祖様へのお供え物としてつくられ、家族や親族が集って食す伝統的な餅菓子です。
多くの場合、〈小豆餡〉か〈きな粉〉が一般的に多いとおもいますが、関西には〈青のり〉がありますが、最近では見かけることが少なくなりました。また、関東では〈黑胡麻〉が用いられているようです。仙台では枝豆を使用した〈ずんだ餡〉が主流のようで、おはぎひとつにも、奥深い味わいがあるようです。