『ノスフェラトゥ』@<ロバート・エガース>監督
5月
11日
『ウィッチ』・『ライトハウス』・『ノースマン 導かれし復讐者』の<ロバート・エガース>監督が、吸血鬼映画の原点とも言われ、自身も多大な影響を受けたという1922年のサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』(監督:F・W・ムルナウ)に、独自の視点を取り入れて描いた『ノスフェラトゥ』が、2025年5月16日より公開されます。
不動産業者の「トーマス・ハッター」は、仕事のため自身の城を売却しようとしている「オルロック伯爵」のもとへ出かけます。「トーマス」の不在中、彼の新妻である「エレン」は夫の友人宅で過ごしますが、ある時から、夜になると夢の中に現れる得体の知れない男の幻覚と恐怖感に悩まされるようになります。そして時を同じくして、夫の「トーマス」や「エレン」が滞在する街にも、さまざまな災いが起こり始めます。
夜な夜な夢の中で正体不明の男に怯える主人公「エレン」役を、<ジョニー・デップ>の娘でもある<リリー=ローズ・デップ>が務め、「オルロック伯爵」を、『IT イット』シリーズの「ペニーワイズ」役で知られる<ビル・スカルスガルド>が演じています。そのほか、「トーマス・ハッター」に<ニコラス・ホルト>、<ウィレム・デフォー>や、<アーロン・テイラー=ジョンソン>が共演しています。
2025年・第97回アカデミー賞で撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門でノミネートされた作品です。