8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比2円10銭円安・ドル高の「1ドル=145円85〜95銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=146円17銭」、高値は「1ドル=144円45銭」でした。
米国と英国は8日、2国間の貿易協定を締結することで合意したと発表しています。<トランプ米政権>が4月に相互関税を発動した後、2国間合意が成立するのは初めてになります。米国が英国車に年10万台の低関税輸入枠を設ける一方、英国は非関税障壁の見直しなどに取り組みます。
債券市場では米英の貿易協定の合意を受け、米株式市場では主要指数が上昇し、債券市場では米長期金利が上昇でした。日米金利差の拡大が意識されたことも円売り・ドル買いを促しています。