米中、貿易問題をスイスで協議
5月
7日
6日、米政府は、<ベセント財務長官>と<グリア通商代表部(USTR)代表>がスイスを訪問し、中国と貿易協議を行うと発表しました。
米中が高関税をかけ合う現状は持続可能ではないとし、両国の「デカップリング(切り離し)は望まない」と主張。緊張関係の緩和を優先する考えを示しました。
米中は高関税をかけ合い、事実上の「禁輸」状態に陥っており、閣僚級協議を通じて事態の打開策を模索するようです。
中国外務省は7日、<何立峰副首相>が9日から12日の日程でスイスを訪問し、<ベセント財務長官>氏と会談すると発表しています。第2次トランプ政権が高関税政策を取って以降、米中の高官が貿易問題を巡って本格的に協議するのは初めてとみられます。摩擦緩和に向け、どの程度歩調を合わせられるかが焦点となるようです。