「シンコ」漁、3日間で終了@播磨灘
3月
14日
13日、播磨灘の漁業者らでつくる兵庫県播磨灘船曳網漁業連合会は、12日に解禁した今季のイカナゴの「シンコ(稚魚)」漁を、来年以降の資源を確保するために、14日で終えると決めています。
3日間での終漁は過去2番目に短い漁期となります。大阪湾は2年連続で漁を見送っています。
14日は、西播磨地域にある六つの漁協の漁業者らが出漁します。淡路島西岸、東播磨地域の漁業協同組合に所属する漁業者らは漁に出ないそうです。
県水産技術センター(明石市)が9年連続の不漁予報を出す中、播磨灘のシンコ漁は12日に解禁。初日の漁獲量は昨年比1・6倍とやや上向きましたが、回復基調にはなりませんでした。播磨灘の漁業者らは、2日間の漁獲量などを基に13日に協議し、終漁を決めました。