2月28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比85銭円安・ドル高の「1ドル=150円60〜70銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=150円99銭」、高値は「1ドル=150円24銭」でした。
今週は円が昨年10月以来の高値を付けた後で、持ち高調整の円売り・ドル買いが優勢になりました。米政権による関税政策が米国の物価高につながるとの観測も円相場の重荷となっています。
27日、<トランプ米大統領>はカナダとメキシコに3月4日から関税を課す方針を改めて示し、中国には追加関税を発動する考えを表明しました。関税引き上げによって米国のインフレ圧力が高まるとの観測も根強く、円売り・ドル買いにつながっています。