「1ドル=149円27銭~149円29銭」(2月26日)
2月
26日
26日の東京外国為替市場で、円相場は反落でした。17時時点では前日の同時点に比べ23銭の円安・ドル高の「1ドル=149円50〜51銭」で推移しています。
日本時間26日午後の取引で米長期金利の低下が一服し、円売り・ドル買いが優勢となりました。輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測も円相場の重荷となっています。
25日発表されました2月の米消費者信頼感指数が(98.3)と前月から低下し、市場予想(102.3)を下回り、米景気の減速懸念が広がりました。25日に米長期金利は一時(4.28%)と2024年12月中旬以来の水準に低下したことを受け、朝方は円買い・ドル売りが先行でした。ただ、日本時間26日の取引で米長期金利の低下が一服するにつれて円売り・ドル買いが膨らんでいます。
10時前の中値決済に向けては輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測が意識され、円相場の下押し要因となりました。円相場は、25日のニューヨーク市場で一時は「1ドル=148円56銭」と2024年10月以来、約4カ月ぶりの高値をつけたこともあり、持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いも出ています。