26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に反落し、前日比5銭円安・ドル高の「1ドル=149円05〜15銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=149円89銭」、高値は「1ドル=148円82銭でしたた。
<トランプ米大統領>による関税政策が米国の物価上昇率を押し上げるとの見方を背景に円売り・ドル買いが優勢となりました。
もっとも、円の下値は堅く、26日発表の1月の米新築住宅販売件数は前月比(10.5%減)と、市場予想(3.9%減)を下回りました。このところ景気指標の下振れが相次いでおり、米経済の減速に対する懸念が改めて広がったことから低リスク通貨とされる円には買いも入っています。