自らの性暴力被害を公表したジャーナリスト
<伊藤詩織>さん(35)が初監督を務めたドキュメンタリー映画『Black Box Diaries(ブラック・ボックス・ダイアリーズ)』が、11月1日、米サンフランシスコで一般公開されています。
被害を<伊藤詩織>さんが調査する様子を描いた同作は、今年4月、サンフランシスコ国際映画祭で審査員特別賞を獲得しています。
<伊藤詩織>さんは、2015年に元TBS記者から性暴力を受けたと2017年に公表しました。
同作は、元記者に損害賠償を求めた訴訟などに臨む様子を、自ら撮影して心境や状況を日々記録した当時の映像を用いて描いています。訴訟は、2022年に最高裁で被害を認める判決が確定しています。