『太陽と桃の歌』@<カルラ・シモン>監督
10月
19日
2022年の第72回ベルリン国際映画祭で金熊賞受賞作品『原題:Alcarràs』が、邦題『太陽と桃の歌』として、2024年12月13日に公開されまが、予告編が解禁されています。
本作はスペインのカタルーニャで3世代にわたって桃農園を営むソレ家の物語です。例年通り収穫を迎えようとした頃、地主から夏の終わりに土地を明け渡すよう迫られます。その目的は桃の木を伐採し、代わりにソーラーパネルを設置するというものでした。
激怒する父をよそに、パネルの管理をすれば楽に稼げることに心を動かされる妻と妹夫婦。祖父は賭け事、長男は大麻の栽培で農園の危機を乗り越えようとしますが、やがて大喧嘩が勃発し、一家に亀裂が入る中で最後の収穫が始まろうとしていました。
<ジョゼ・アバッド>、<ジョルディ・プジョル・ドルセ>、<アンナ・オティン>がキャストに名を連ね、監督・脚本は『悲しみに、こんにちは』(2017年)で知られるスペイン出身の<カルラ・シモン>が担当しています。