10日、米労働省が発表しました9月の消費者物価指数(CPI)はは前年同月比で「2・4%」上昇でした。
伸び率は6カ月連続で縮小し、2021年2月以来、3年7カ月ぶりの低水準となりました。(2・3%)程度の上昇を見込んだ市場予想を上回りました。変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は(3・3%)の上昇でした。
米連邦準備制度理事会(FRB)は物価や雇用の動向を見極め、追加利下げを行うかどうか判断します。市場では、(FRB)が11月の連邦公開市場委員会(FOMC)で(0・25%)の利下げを決めるとみられています。
品目別では輸送が(8・5%)、住居費が(4・9%)それぞれ上がりました。電気代も(3・7%)上昇でした。一方ガソリンは(15・3%)下がり、中古車・トラックも(5・1%)下落でした。(CPI)の前月比(季節調整済み)は(0・2%)上昇しています。コア指数も(0・3%)上がりました。