ダウ平均株価(8月21日)終値4万0890ドル49セント
8月
22日
21日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小幅に反発して始まりました。米連邦準備理事会(FRB)が、9月に利下げを開始するとの見方が引き続き相場を支えていますが、午後に入ってからも、一進一退の展開が続いています。
米労働省は21日朝、2024年分の雇用統計について年次改定の推定値を公表しました。3月時点の雇用者数は81万8000人程度と大幅な下方修正になる可能性が高く、ただ、おおむね事前予想の範囲内にとどまっており、これを材料視する向きも限定的でした。
午後には(FRB)が7月30〜31日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表さています。大多数の参加者は次回9月会合での利下げ開始を強く示唆したが、内容的には新味に欠けるため、株式市場の反応は限られています。
消費関連銘柄の一角に買いが入り、投資家心理を支えています。ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、小売りのターゲットとディスカウント衣料品のTJXが大幅高となっています。いずれも朝発表の2024年5〜7月期決算で業績が市場予想以上だったほか、一部見通しを従来予想から引き上げ、買いが集まっています。ダウ平均株価の構成銘柄ではホーム・デポやナイキなどに買いが波及しているようです。
ダウ平均株価は、前日比55ドル52セント(0.14%)高の4万0890ドル49セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比102.05ポイント(0.57%)高の1万7918.99でした。
S&P500種株価指数は、前日比23.73ポイント (0.42%)高の5620.85でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比102.05ポイント(0.57%)高の1万7918.99でした。
S&P500種株価指数は、前日比23.73ポイント (0.42%)高の5620.85でした。