今夜<18:00>から「BS12トゥエルビ」にて、<高倉健>主演の
『大脱獄』の放送に続いて、<20:00>より同じく<高倉健>主演の「昭和残侠伝」シリーズ第6作目として、1969年11月28日より劇場公開されました『昭和残侠伝 人斬り唐獅子』の放送があります。
7年ぶりに出所し、皆川一家と東雲一家が争っていた浅草に帰って来た「花田秀次郎」です。彼は義兄弟の「風間重吉」がいる東雲一家の世話になることになります。渡世の義理から皆川の親分を斬った「秀次郎」は、上野剣一家の「剣持」に後事を託すと浅草を去ります。
1年後、旅から戻った「秀次郎」は、「皆川」の墓前で「雅代」と再会します。詫びる「秀次郎」に「雅代」は、どうしても「秀次郎」を恨めなかったと語ります。その頃、皆川一家の縄張りを狙う「山村」と「下河原」は関東義政会の結成を呼びかけますが、彼らの狙いを察知した「剣持」が反対し、両者の対立は深まります。やがて「皆川」の遊郭が爆破され、「誠吾」は「梶」と東雲一家に殴り込みますfが、「梶」は殺され、「誠吾」も重傷を負います。
そして剣一家は東雲一家に奇襲され、「剣持」以下全員が斬殺され、「秀次郎」は、「雅代」がとめるのをふりきって、単身、東雲一家に向かい、途中で、「下河原」の義理を欠いたやりかたに反発し破門された「重吉」と合流し、東雲一家に突入。「下河原」と「山村」を斬り捨てるのでした。
「花田秀次郎」に<高倉健>、「風間重吉」に<池部良>、「皆川雅代」に<小山明子>、「まゆ」に<夏珠美>、「皆川誠吾」に<長谷川明男>、「皆川巌」に<大木実>、「山村定一」に<内田朝雄>、「下河原重蔵」に<須賀不二男>、「梶五郎」に<葉山良二>、「剣持光造」に<片岡千恵蔵>、監督は<山下耕作>が務めています。