地域活性化を目的とした吉本興業の「地域発信型映画プロジェクト」の一作として製作され、成田空港のグランドハンドリング(地上)勤務の女性を主人公として、同空港で働く人々の実話を集めて作られた短編映画『空の港のありがとう』が、2024年5月31日より公開されます。
記録的な台風に見舞われた成田空港で、足止めされた乗客らの対応に追われるグランドスタッフの「高岡綾子」でした。ようやく帰宅できた時には夫に不平不満をぶちまけ、それをきっかけに娘の「美空」との親子ゲンカも勃発し、家庭内の空気が険悪になってしまいます。
ある日、飛行機の写真を撮りたいという弟の「航」に付き添って成田空港にやってきた「美空」は、言葉に困る外国人客に真摯に向き合い、感謝される母の姿を目撃します。
主人公の「高岡綾子」を<清水美砂>が演じ、「夫の弘」を<矢柴俊博>、娘の「美空」を<片岡凜>、息子の「航」に<松野晃士>が演じ、
『君が落とした青空』・
『軍艦少年』などの作品で知られる、千葉県成田市出身の<Yuki Saito>が監督・脚本を務めています。