基盤モデル「ジェミニ」改良版@グーグル
2月
16日
15日、米グーグルは生成AI(人工知能)の基盤モデル「ジェミニ」の改良版の試験提供を始めました。昨年12月に投入したばかりの第1世代から情報処理能力を約30倍に引き上げています。
より長い文章や動画、音声を処理できる。「チャットGPT」を開発した米オープンAIなどとの競争が激しさを増しています。
改良版は「ジェミニ1.5プロ」。「プロ」は広範な仕事をこなせる普及型と位置付けられており、改良版は一部の開発者やクラウドサービスの利用企業が試せます。
「ジェミニ1.5プロ」は1回で処理できる情報量を示すトークン数が100万。これまでの3万2000から大幅に増えています。これにより、最大1時間の動画や11時間の音声など膨大な情報が処理可能。電力消費も抑えています。