「今年の漢字」は京都市に本部がある「日本漢字能力検定協会」が、その年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれています。
ことしは先月1日から今月6日までの14万7878票の応募の中から、最も多い5976票を集めた「税」の文字が選ばれました。2位は「暑」5571票、3位「戦」5011票、4位「虎」4674票、5位「勝」4653票、6位「球」3485票、7位「高」3468票、8位「変」2955票、9位「増」 2711票、10位「楽」2472票でした。
京都市東山区にある清水寺では午後2時すぎ、<森清範貫主>が大きな和紙に「税」の字を一気に書き上げました。今年も、<森清範貫主>に手渡す筆に墨を念入りに含ませる、お馴染みの〈墨爺(すみじい)〉こと、<大野博史>さん(81歳)の姿がありました。
「税」が選ばれたのは、消費税率が(8%)に引き上げられた2014年以来、2回目です。
「税」の字が選ばれた理由について協会は、1年を通して増税の議論が行われたことに加えて、所得税などの定額減税が話題にのぼったことのほか、インボイス制度の導入やふるさと納税のルールの厳格化など、「税」にまつわるさまざまな改正や検討が行われたことなどをあげています。
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投稿日 2023-12-12 18:45
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2023-12-12 18:49
ワオ!と言っているユーザー