ダウ平均株価(11月24日)@終値3万5390ドル15セント
11月
25日
株式市場では物価上昇が落ち着く方向にあることを背景に(FRB)が利上げ局面を終えたとの見方が強まっています。米経済が底堅さを保っていることもあって、株買いに傾いています。半面、ダウ平均株価は8月に付けました年初来高値「3万5630ドル」に迫っており、積極的に上値を追う雰囲気になりにくい流れです。
24日朝の米債券市場では長期金利が前営業日の終値(4.40%)より高い(4.4%台半ば)で推移しています。金利の上昇で、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に売りが出ています。
24日は〈感謝祭の祝日〉の翌日で、米株式市場は午後1時までの短縮取引となります。通常より市場参加者も少なく、持ち高を一方向に傾ける動きも限られていました。
終値は続伸し、祝日前比117ドル12セント(0.33%)高の3万55390ドル15セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、祝日前比15.00ポイント(0.11%)安の1万4250.85でした。
S&P500種は、祝日前比2.72ポイント (0.060%)高の4559.34でした。