『リアリティ』@<ティナ・サッター>監督
11月
17日
ニューヨークの現代演劇界で活躍する新進気鋭の劇作家<ティナ・サッター>が初長編映画の監督を務め、裁判で公開された実際の尋問音声記録をもとに、主人公「リアリティ」とFBI捜査官の心理戦を圧倒的な緊張感で描き出しています。
2017年のアメリカ、買い物から帰宅した25歳の「リアリティ・ウィナー」は、見知らぬ2人の男性に声をかけられます。彼らはFBI捜査官で、ある事件に関する捜査をしているといいます。気さくで穏やかな口調で何気ない質問を繰り返す彼らでしたが、会話は徐々に不穏な空気を帯びはじめ、「リアリティ」は窮地へと追い込まれていきます。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の<シドニー・スウィーニー>が主演を務め、リアリティが直面する状況が緊迫感を増していく様子を繊細かつパワフルに演じています。