『山猫は眠らない』@BS12トゥエルビ
11月
18日
超一流の狙撃手、「ベケット上級曹長」はジャングルに潜みスナイパーで獲物を捉える「山猫」でした。軍の命令のもと、確実にターゲットを殺害する彼の腕前は、米軍からも政府からも評価され、今回、彼に与えられた命令は、軍の「アルバレス」と麻薬密売組織の幹部「オチョア」を殺害すること。パナマの政変に伴い、「オチョア」は「アルバレス」を利用してパナマ運河を牛耳ろうとしているのでした。
「ベケット」のパートナーかつ上官として米軍参謀幕僚9に組み込まれたのは「ミラー」という若い男兵でした。彼は、軍の射撃隊でオリンピック銀メダルを獲得した経験や国防会議の特殊攻撃隊の経験があり優秀な軍兵ですが、ジャングルに潜んだ経験や狙撃による殺害経験がありません。現地に向かう途中も、「ミラー」の乗ったヘリが襲撃されてしまいますが、狙撃をためらい反乱軍を捉えることができませでした。
「ベケット」と合流した「ミラー」は、さっそく命令のもと任務を果たそうとします。ジャングルを知り尽くし狙撃のプロである「ベケット」と、上官でありながら経験のまったくない「ミラー」という不安たっぷりなコンビは、果たして任務を遂げることができるのか。
主演は『7月4日に生まれて』の「ヘイズ軍曹」役の<トム・ベレンジャー>が「トーマス・ベケット」、<ビリー・ゼイン>が「リチャード・ミラー」を演じ、監督はペルー出身の<ルイス・ロッサ>が務めています。