著者<今野敏>の「萩尾警部補」ディリーズとして『確証』(2012年7月)・『真贋』(2016年6月)に続く第3弾が本書『黙示』で、単行本は(2020年6月)に刊行され、2023年7月15日に文庫本が発売されています。
渋谷区の高級住宅街松濤で窃盗事件が発生します。 警視庁捜査三課第5係の「萩尾警部補」は、相棒の女性刑事「武田秋穂」と現場に向かいます。被害者はIT長者の「館脇智久」で、盗まれたのは4億かけて入手したイスラエル王国三代目が持っていた伝説の「ソロモンの指輪」だといいます。
盗難事件にはイスラムの「暗殺教団」らが関わっており、「館脇」は命を狙われているという状況で、「萩尾警部補」は事件の真相を追い求めていきます。
アトランティスも古代史を絡めた「謎の指輪」を巡る捜査でしたが、<今野敏>の著作としては珍しく、テンポよく読み進むという感じにはなりませんでした。
非現実的なテーマでリアリティー感を出すのは、難しいようです。
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