『逃げきれた夢』@<二ノ宮隆太郎>監督
6月
4日
北九州の定時制高校で教頭を務める「末永周平」は元教え子の「平賀南」が働く定食屋を訪れますが、記憶が薄れていく症状に見舞われ、支払いをせずに立ち去ってしまいます。ふと周囲を見回してみると、妻「彰子」との仲は冷え切り、娘「由真」は父親よりもスマホ相手の方が楽しそう、さらに旧友「石田」との時間も大切にしていなかったことに気づきます。これからの人生のため、これまで適当にしていた人間関係を見つめ直そうとする「周平」でした。
元教え子「平賀南」を<吉本実憂>、妻「彰子」を<坂井真紀>、娘「由真」を<工藤遥>、旧友「石田」を<松重豊>が演じています。
『枝葉のこと』の<二ノ宮隆太郎>監督が、「2019フィルメックス新人監督賞」グランプリを受賞した脚本をもとに自ら監督を務めた商業デビュー作品です。