『いちばん逢いたいひと』@<丈>監督
2月
20日
ある日突然、授業中に倒れた11歳の少女「楓」は、検査の結果「急性骨髄性白血病」と診断され、そこからつらく長い闘病生活が始まります。幼い「楓」にとって抗がん剤治療や放射線治療は過酷でしかなく、隣のベッドで同じ病気と闘っている「与志」だけが唯一の心の支えでした。同じ頃、IT企業を経営する「柳井健吾」は、最愛の娘を白血病で亡くしてしまいます。経営者の「健吾」は仕事を優先せざるを得ませんでしたが、そのことを妻に責められ、幸せだと思っていた家庭は崩壊へと向かいます。そんな「健吾」にとって唯一の誇れることは、骨髄ドナーになれたということでした。
自身の娘が白血病になり、家族で乗り越えた経験を持つプロデューサーの<堀ともこ>が、白血病と骨髄移植、ドナー登録などについて理解を深めてほしいとの思いから製作された作品です。
キャストには、主人公「楓」役の<倉野尾成美>のほか<高島礼子>、<崔哲浩>、<中村玉緒>らが共演しています。監督を務めるのはは、これが長編2作目となる俳優の<丈>です。