日経平均株価(12月30日)@終値2万6094円50銭
12月
30日
前日の米株式相場の上昇を受けて短期的な戻りを見込んだ買いが先行し、上げ幅は一時200円を超えて「2万6321円37銭」の高値を付けています。ただ、年末年始の休場を前に積極的に持ち高を傾ける動きは続かず、買い一巡後は伸び悩み、日経平均株価は前日終値「2万6093円67銭」近辺まで上げ幅を下げ「2万6067円92銭」の場面もありました。
前日の米株式市場では、米長期金利の上昇一服を好感してハイテク株が軒並み高となり、東京市場でも投資家心理の支えとなりました。前日の日経平均が3カ月ぶりの安値を付けていたため、自律反発狙いの買いが目立ちました。
東京株式市場があすから4日間の休場となるため、戻り待ちや手じまいの売り圧力は強く、「世界景気の減速懸念が引き続き強いなか、過度な円安の修正によって日本企業の業績が切り下がることも意識され、積極的に買いにくい」流れで終えています。