『散歩時間~その日を待ちながら』@<戸田彬弘>監督
12月
4日
しし座流星群がピークを迎えた2020年11月17日。新型コロナの影響で結婚式を挙げることができなかった「亮介」と「ゆかり」は、都会から離れた友人の家でお祝いパーティを開いてもらうことになります。日頃から本音を話そうとしない「亮介」に不安を抱えていた「ゆかり」は、彼の隠し事を知ってしまい、祝いの席に不穏な空気が流れてしまいます。
一方、出演舞台の中止が続く若手俳優「片岡」、帰省できず里帰り出産の我が子を抱くこともできないタクシー運転手「淡路」、学校イベントのほとんどが中止になり恋心を伝えられずにいる中学3年生の「光輝」と「鈴」らが、やり切れない想いを抱え葛藤しながらも、いつか訪れる明るい未来へ向けて、それぞれの一歩を踏み出そうとしていました。
「亮介」を『あゝ、荒野』の<前原滉>、「ゆかり」を『君の膵臓をたべたい』の「滝本恭子(学生時代)」の<大友花恋>が演じています。監督は、『名前』の<戸田彬弘>が務めています。