『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』@<チャン・イーモウ>監督
5月
14日
1969年、文化大革命下の激動の中国。造反派に抵抗したことで強制労働所送りになった〈男〉は、妻に愛想を尽かされ離婚となり、最愛の娘とも親子の縁を切られてしまいます。数年後、「22号」という映画の本編前に流れるニュースフィルムに娘の姿が1秒だけ映っているとの手紙を受け取った〈男〉は、娘の姿をひと目見たいという思いから強制労働所を脱走し、逃亡者となりながらフィルムを探し続けます。
〈男〉は「22号」が上映される小さな村の映画館を目指しますが、ある子どもが映画館に運ばれるフィルムの缶を盗みだすところを目撃します。フィルムを盗んだその子どもは、孤児の少女「リウ」でした。
『最愛の子』・『山河ノスタルジア』の<チャン・イー>が主人公の〈男〉を演じ、少女「リウ」役を本作でデビューを飾った<リウ・ハオツン>、村の映画館を仕切る「ファン電影」役を『道士下山』などで知られる<ファン・ウェイ>が演じています。