日経平均株価(8月9日)@終値2万7999円96銭
8月
9日
前日の米株式市場でハイテク株を中心に売られた流れが日本株にも波及しました。前日に低調な決算と半導体製造装置市場の見通しの下方修正を発表した東エレクや4~6月期決算で3兆円超の最終赤字を計上したソフトバンクグループ(SBG)など指数寄与度の大きい銘柄の下げが目立ち、日経平均は一時2万8000円を割り込んでいます。
前日の米株式市場では、米エヌビディアが業績予想を下方修正したことで、主要な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が(1.6%)下落しています。国内でも東エレクが市場予想を下回る決算を発表したことで、半導体関連銘柄の一角に売りが広がりました。
日経平均は8日に約4カ月ぶりの高値で取引を終えており、利益確定売りや戻り待ちの売りが出ています。節目の2万8000円近辺では、下げ渋っています。
終値は5営業日ぶりに反落し、前日比249円28銭(0.88%)安の2万7999円96銭で取引を終えています。