11年ぶりの利上げ@欧州中央銀行
7月
22日
利上げは2011年7月以来、11年ぶりになります。市中銀行が(ECB)に余剰資金を預ける際にかかる中銀預金金利も(マイナス0.5%)から(0%)にし、マイナス金利政策を終えます。
6月の理事会では(0.25%)の引き上げ方針を示していましたが、加速するインフレを抑制するため2倍の大幅利上げに踏み切っています。
いずれ藻27日から適用されます。米連邦準備制度理事会(FRB)や英イングランド銀行・カナダなど世界各国の中央銀行は利上げで先行しており、(ECB)もこれに続き金融引き締めに舵を切っています。
日本銀行は同日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策を維持しています。外国為替市場で円安・ドル高が加速する中、日欧の金利差が広がることで、円は対ユーロでも下落圧力が強まることになりそうです。