大相撲名古屋場所(5日目)@ドルフィンズアリーナ
7月
15日
(5日目)の取り組みも大関・横綱に波乱がありました。
関脇<大栄翔>は、小結<阿炎>を「突き出し」て3勝2敗、関脇<若隆景>は、小結<豊昇龍>を「押し出し」て2勝3敗としています。
かど番の大関<正代>は白星を重ねることはできませんでした。大関初挑戦の四枚目<若元春>と対戦。立ち合いは左を差して組み止めますが、強引なすくい投げで相手を呼び込み、そのまま寄り切られ1勝4敗と厳しい星数です。
同じくかど番の大関<御嶽海>は、業師の三枚目<宇良>の「とったり」に敗れて、2勝3敗と黒星が先行。大関陣でただ1人、<貴景勝>が三枚目<玉鷲>を「押し出し」で勝利し、3勝2敗と白星を先行させています。
西前頭二枚目の<逸ノ城>が横綱<照ノ富士>から三年ぶり九個目の金星を挙げ、幕内でただ一人無傷の五連勝を飾っています。立ち合いで素早く左上手を取り、もろ差しになった流れで腕をきめられかけましたが、かまわず圧力をかけて「寄り切り」ました。