ダウ平均株価(6月27日)@終値3万1438ドル26セント
6月
28日
米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めへの警戒感が相場の重荷となっています。半面、四半期末に向けて投資家の資産配分見直しに伴う買いが入りやすいとの見方が相場を支えているようです。
ダウ平均は前週に1600ドルあまり上昇していますが、(FRB)など主要国の中央銀行の急激な利上げが景気悪化を招くとの投資家の懸念は根強く、相場の底入れはまだ先との見方が主流です。
今週は月末と四半期末が重なり、機関投資家の資産配分見直しに伴う買いが入る可能性が意識されています。
米長期金利の指標である10年債利回りは、前週末終値は(3.13%)でしたが、27日朝に(3.2%)前後に上昇する場面があり、高PER(株価収益率)のハイテク株の一角が売られています。
終値は3営業日ぶりに反落し、前週末比62ドル42セント(0.20%)安の3万1438ドル26セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反落し、前週末比83.069ポイント(0.7%)安の1万1524.551で終えています。