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- ウクライナ情勢(18)「加盟候補国」に認定@欧州連合
23日、欧州連合(EU)はブリュッセルで開いた首脳会議で、(EU)加盟を申請したウクライナとモルドバを「加盟候補国」の地位を付与することを全27加盟国が同意認定しています。ロシアの侵攻を受けて、EUがウクライナ側に立つ姿勢を鮮明にした形になりました。
深刻な汚職や経済発展の度合いを懸念して、ウクライナの候補国入りに慎重な加盟国も少なくなくありませんでしたが、(EU)としてウクライナに寄り添う姿勢を示しています。ロシアの侵攻が続くウクライナにも将来の(EU)加盟という希望が保たれまし。
ウクライナとほぼ同じタイミングで加盟申請したジョージアについては、欧州委が指摘した問題点が改善された時点で候補国とする方針を示しています。
ただウクライナなどと(EU)との加盟交渉が始まっても、すんなりと実現するわけではありません。法や自由、金融サービス、税制など35分野で(EU)基準に合わせるなどの改革が必要です。実際の加盟には10年前後かかるとの見方もあり、両国は加盟実現に向けた長い手続きの「第一歩」を踏み出したことになります。
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