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- ダウ平均株価(6月15日)@終値3万0668ドル53セント
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は6営業日ぶりに反発して始まりました。
欧州中央銀行(ECB)が15日に臨時会合を開き、南欧諸国の国債利回りの急上昇への対応策を発表しました。欧州国債利回りの低下に連れて米長期金利が下げており、好感した買いが米株に入っています。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を午後に控えています。前日まで利上げ加速を警戒して売られてきた反動で、発表後の相場の戻りを期待した買いも入っています。
(ECB)は新型コロナウイルス危機対応で購入した資産の総額を減らさず、債券の償還資金は再投資します。再投資では南欧諸国の国債を厚めに買うなどの対応を取るとみられ、南欧を中心に欧州国債利回りが全般に低下しています。米国債にも買いが波及し、長期金利の指標となる10年債利回りは(3.3%)台半ばと前日終値(3.47%)から急低下しています。
米連邦準備理事会(FRB)は15日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の想定通り通常の3倍にあたる(0.75%)の利上げを決めています。大幅な利上げがインフレ抑制につながるとの見方から買いが順調でした。
前日までの5日間で2800ドルあまり下げていたダウ平均株価の終値は6営業日ぶりに反発し、前日比303ドル70セント(1.00%)高の3万0668ドル53セントで取引を終えています。
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