『グラデーション』@<椎名零>監督
6月
14日
立ち飲み屋でアルバイトをしている大学生の「ジュン」(斎藤拓海)は、趣味であるカメラを片手に町歩きをしたり、だらだらとした夏を過ごしていました。
そんな中、バイト先の常連客で、キャバクラのボーイをやっている「ヤスさん」(岡崎至秀)と知り合います。「ジュン」は「ヤス」がかつては写真家を志していたことを知り、写真について語り合える唯一の存在である「ヤス」に憧れを抱いていきます。
「ジュン」の生活は次第に「ヤス」を中心に回り始めますが、ある日を境に「ヤス」は立ち飲み屋に現れなくなります。
監督は、曾祖父に『暖きふる里』(1941年)などの映画監督<青山三郎>、祖父に劇作家の<椎名輝雄>を持つ本作が劇場公開デビュー作となる<椎名零>が務めています。