日経平均株価(5月6日)@終値2万7003円56銭
5月
6日
値ごろ感が出たとみられたバリュー(割安)株を中心に買いが入りました。朝方は売りが先行。米長期金利の上昇を受け、金利上昇で割高感が意識されやすいグロース(成長)株を中心に売られました。日経平均の下げ幅は一時200円を超える場面が出ています。
日本の連休中の4日に米連邦準備理事会(FRB)が、(0.5%)の利上げと保有資産の圧縮を決めています。(FRB)の<パウエル>議長が記者会見で(0.75%)の利上げに消極的な姿勢を示したものの、米国のインフレ懸念は根強い。米長期金利は日本時間6日午前の取引でじり高となり、日本株市場でもグロース株の重荷となっています。
国内主力企業の好決算への期待に加え、外国為替市場で円安基調が続くとの見方も支えとなり終値は反発し、前営業日比185円03銭(0・69%)高の2万7003円56銭と、(4月22日)の「2万7105円26銭」以来、2週間ぶりに2万7000円台で取引を終えています。