神戸：ファルコンの散歩メモ

4月3日（日）、東京ドームでの「巨人ー阪神」戦のデーゲームの開始時間は定時の１４：００ではなく１３：００でした。＜阪神タイガースが「５－９」で負け、セリーグワースト記録となる開幕９連敗という屈辱的な負け方をした後でしたが、女子高校野球の春の日本一を決める「第２３回全国高等学校女子硬式野球選抜大会」の決勝戦がナイトゲームで行われるために試合開始時間が早くなっていました。

「第２３回全国高等学校女子硬式野球選抜大会」は、連合チームを含めて過去最多の３８チームが参加。３月２６日に開幕しています。女子高校野球は春の選抜大会、夏の選手権大会、秋のユース大会が三大大会とされています。準決勝２試合が3月３１日（木）に加須きずなスタジアム（埼玉県加須市）で行われ、福井工業大学附属福井高等学校（福井県）、神戸弘陵学園高等学校（兵庫県神戸市）の２校が決勝進出を決めていました。

女子の選抜の決勝が史上初めて東京ドームで行われ、延長１０回（タイブレイク）の末、福井工大福井が「２―１」で昨夏の大会で優勝した神戸弘陵を下して初優勝を果たしています。

福井工大福井は「０―０」の４回、１死一、三塁から＜児玉椛姫（ゆあ、３年）＞の右ゴロの間に１点を先制。６回に追いつかれて延長タイブレイクに突入した１０回、１死二、三塁で＜東ここあ（３年）＞の二ゴロの間に三塁走者が生還して勝ち越し。先発の＜吉森みひろ（３年）＞がその裏の神戸弘陵の反撃をしのいで完投して勝利を挙げています。