ダウ平均株価(3月23日)@終値3万4358ドル50セント
3月
24日
米原油先物相場が上昇し、高インフレが米景気を冷やすとの見方や米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを急ぐとの警戒感が強まりました、長期金利の上昇も株式相場の重荷となっています。
原油のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物の期近5月物が一時、前日比で(4%)あまり上昇し、1バレル=113ドル90セントを付けています。供給不安を背景に原油相場が再び上昇基調を強め、ガソリン高などを通じて米消費を押し下げるとの懸念が広がり、消費関連株が売られています。
米長期金利が22日夜に(2.41%)と2019年5月以来の水準に上昇する場面がありました。金利上昇で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られています。