日経平均株価(12月16日)@終値2万9066円32銭
12月
16日
上げ幅は、(11月1日)の「754円39銭」以来の大きさのなりました。
米連邦準備理事会(FRB)は、15日の(FOMC)で、インフレへの警戒感から量的金融緩和の縮小(テーパリング)の加速を決めました。テーパリングを終える時期は2022年3月と従来想定から3カ月前倒しされ、2022年中に計3回の政策金利の引き上げを見込んでいます。
ただし金融引き締めペースはおおむね想定の範囲にとどまり、15日の米株式相場は大幅に上昇しました。東京市場もその流れを引き継いで景気敏感株を中心に幅広く買いが入っています。短期筋のショートカバー(売り方の買い戻し)も進んで上げ幅を挙げています。
日銀の金融政策決定会合の結果公表を17日に控え、2万9000円を上回った水準では利益確定売りや戻り待ちの売りも出ています。