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- 日経平均株価(12月16日)@終値2万9066円32銭
16日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前日比606円60銭(2.13%)高の2万9066円32銭と(11月25日)の「2万9499円28銭」以来の高値で取引を終えています。
上げ幅は、(11月1日)の「754円39銭」以来の大きさのなりました。
米連邦準備理事会(FRB)は、15日の(FOMC)で、インフレへの警戒感から量的金融緩和の縮小(テーパリング)の加速を決めました。テーパリングを終える時期は2022年3月と従来想定から3カ月前倒しされ、2022年中に計3回の政策金利の引き上げを見込んでいます。
ただし金融引き締めペースはおおむね想定の範囲にとどまり、15日の米株式相場は大幅に上昇しました。東京市場もその流れを引き継いで景気敏感株を中心に幅広く買いが入っています。短期筋のショートカバー(売り方の買い戻し)も進んで上げ幅を挙げています。
日銀の金融政策決定会合の結果公表を17日に控え、2万9000円を上回った水準では利益確定売りや戻り待ちの売りも出ています。
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