『殺人鬼から逃げる夜』@<クォン・オスン>監督
9月
20日
聴覚障害を持つ「ギョンミ」は、ある夜、会社からの帰宅途中に、血を流して倒れている女性を発見します。それは巷で起こっている連続殺人事件の犯人の仕業でした。事件現場を目撃してしまった「ギョンミ」は、殺人衝動を抑えられず人を殺してきた連続殺人犯「ドシク」の次のターゲットにされてしまいます。全力で逃げる「ギョンミ」でしたが、聴覚が不自由な彼女には追いかけてくる犯人の足音も聞こえなければ、助けを呼ぶ言葉も届きません。そんな「ギョンミ」を、「ドシク」はゲーム感覚で追い詰めていきます。
監督・脚本は、これがデビュー作となる韓国映画界の新鋭<クォン・オスン>が務めています。耳の聞こえない主人公「ギョンミ」を『リトル・フォレスト 春夏秋冬』の<チン・ギジュ>が演じ、スマートな表の顔とは別に殺人衝動を抑えきれない殺人鬼という裏の顔をもつ「ドシク」役を、『コンジアム』(2018年・監督:チョン・ボムシク )で注目された<ウィ・ハジュン>が演じています。