ダンサー・振付家であり、映画監督としても第72回カンヌ国際映画祭の監督週間短編部門に正式招待された『Grand Bouquet』(2019年)や『ほったまるびより』(2015年)などの<吉開菜央>(34)の初長編作品『Shari』が、2021年10月23日に公開決定が決定しています。
本作『Shari』は、北海道知床半島に位置する斜里町を舞台に、現実と空想を織り交ぜながら紡ぐ物語。希少な野生動物が人間と共存している稀有な土地として知られ、冬にはオホーツク海沿岸に流氷がやってくる知床半島です。
2020年の冬は雪が降らず、流氷もなかなか来ない。そんな異変続きの斜里町に、突如現れた〈赤いやつ〉。どくどくと波打つ血の塊のような空気と気配を身にまとい、子供の相撲大会に飛びこんできます。
監督を務めた<吉開菜央>が、〈赤いやつ〉として出演も果たし、写真集『POLAR』(2007年11月・ リトル・モア刊)で日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞を受賞した写真家の<石川直樹>(44)が初めて映画の撮影を担当しています。
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