木星衛星探査「ファルコンヘビー」@米航空宇宙局(NASA)
7月
24日
無人探査機「エウロパ・クリッパー」は2024年10月に、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられる予定です。当初は(NASA)が独自開発中のロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」が使われる予定でしたが、(SLS)開発は計画より遅れ、費用も見積もりを大きく上回っています。
木星の衛星「エウロパ」の地底には、液体の水をたたえた巨大な「海」が存在するとみられ、地球を除くと太陽系で生命の存在する可能性が最も高い天体の一つとされています。(NASA)によりますと、「エウロパ・クリッパー」は衛星表面の高解析画像を撮影し、地底の海の存在や深さ、塩分濃度に関するデータを収集。「生命にとって適切な環境かどうかの調査」を最大のミッションとしています。
「ファルコンヘビー」は、2018年2月に初の打ち上げ実験に成功しています。現在使われているロケットでは最大級の積載能力を持つとされています。