ダウ平均株価(6月29日)@終値3万4292ドル29セント
6月
30日
米景気の回復を示唆する経済指標の発表を受け、消費関連株への買いが目立ちました。米長期金利が心理的節目(1.5%)を下回って推移し、高PER(株価収益率)銘柄のハイテク株の一角も上昇しています。ただ、ダウ平均は(5月7日)につけた過去最高値「3万4777ドル76セント」に迫っており、利益確定の売りも多く上値は伸びませんでした。
29日発表の6月の米消費者信頼感指数は前月比(7.3)ポイント高い「127.3」と、市場予想「118.7」を上回っています。
米長期金利は前日と同水準の(1.48%)近辺で推移しており、金利上昇の局面で売られやすいハイテク株が買われ、ソフトウエアのマイクロソフトが上場来高値「271ドル40セント」を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比27.827ポイント高い1万4528.335と連日で過去最高値を更新です。