ネパールの登山隊が16日、パキスタン北部にある世界最高峰の「エベレスト」( 中国名チョモランマ、8848・86メートル )に次ぐ世界第2の高峰「K2」(8611メートル)の冬季登頂に初めて成功しています。「K2」は、8000メートル級全14座で唯一、冬季登頂が達成されておらず、多数の死者を出した「非情の山」と呼ばれていました。
ネパール紙カトマンズ・ポストによりますと、10人で構成された登山隊は標高7200メートルの第3キャンプからアタックをかけ、16時間後の現地時間16日午後5時頃、登頂に成功しています。
現地は数日にわたり、テントを引き裂くほどの強風など悪条件で、登山隊は登頂のタイミングを計っていました。ほぼ同時に登頂を目指したスペイン人登山家は転落死したといいます。
パキスタンと中国国境に位置する「K2」は世界の高峰の中でも難易度の高さで知られています。パキスタンの登山団体によりますと、2018年6月までに367人が登頂に成功した一方、86人が命を落としているそうです。
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