新型コロナウイルス感染症に関する情報を中国・武漢からネット上に「悪意」をもって虚偽情報発信したとして、公共秩序騒乱の罪に問われた市民記者、元弁護士の<張展>氏(37)に対し、上海の裁判所は28日、懲役4年の判決を言い渡しています。この日が初公判で、即日判決となっています。 起訴状や弁護士らによりますと、<張展>氏は2月3日に武漢に入り、新型コロナで家族を失った遺族の思いや、遺族らの情報発信に対する当局の圧力、混乱した病院の状況などを伝えていました。 しかし5月半ばに拘束され、9月15日に社会秩序騒乱罪で起訴されていました。