<グーグルロゴ>(200)「バーバラ・ヘップワースを称えて」
8月
25日
1920年、奨学金を得て「リーズ美術学校」で学び始めました。そこで、彫刻家の<ヘンリー・ムーア>と出会い、同世代の芸術家として、生涯にわたって交友が続いていくことになります。1949年には、<ヘンリー・ムーア>達と共に、ペンウィズ芸術協会を設立し、芸術の発展にも貢献しました。
<ジャン・アルプ>、<パブロ・ピカソ>をはじめとしたパリの著名な芸術家と触れ合い、当時、パリで行われていた芸術活動「アブストラクション・クレアション:抽象・創造」から大きな影響を受けました。そして、すぐに、他のイギリスの絵画、彫刻、建築などの芸術家11名たちと共に、「ユニット・ワン」という芸術グループを結成します。その活動は、イギリス芸術界におけるシュルレアリスムと抽象芸術の発展に大きく関与しました。
彼女の作風は、大理石やブロンズなどの素材でありながら、優美な曲線が用いられ、作品の多くには貫通した「穴」が見受けられます。穴があることで、彫刻の周囲との調和や、力強さ、曲線の協調などの効果が生み出され、芸術性を高めています。
「1939年8月25日」に、イギリスの画家<エイドリアン・ストークス>さんの招きで、コーンウォール州の「セント・アイヴス」に初めて訪れたという記録が残っています。この日を記念してロゴが変更となっているようで、この後、彼女は「セント・アイヴス」にて生涯にわたり芸術活動を行う拠点としました。