「修復前」 (画像:神戸市) 「修復後」
神戸市北区山田地域では大正の初め頃まで、田畑の害虫駆除の虫送り行事をしていたと言い伝えられており、その駆除の祈願をしていた「サネモリ塚」(室町時代(南北朝時代)のものとされる石造物で、名称は平家方の「斎藤別当実盛」にまつわる言い伝えによります)が、昨年見つかりました。
「サネモリ塚」は所在不明となっていたため、山田民俗文化保存会が毎年発行する「丹生山田の里だより」で呼びかけを行い、その後地域住民の方からの情報提供を受けたことで発見されました。
昨年は、山田町を紹介する「丹生山田ガイドマップ」を35年ぶりに全面改訂したため作業ができませんでしたが、ガイドマップ改訂の関連事業として今年6月中頃からこの塚の修復作業が行われました。
このたび、塚周辺の整備、階段、案内標識の設置等により、この修復がようやく完成の運びとなり、関係者だけによる修復完成式典が、8月19日11:00より現地(北区山田町中字新五郎)にて開催されます。
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