「アトラス彗星」が崩壊@ハッブル宇宙望遠鏡
5月
3日
5月末の太陽最接近を控え、一時は肉眼で見えるほど明るくなると予想されましたが、4月半ばに崩壊が確認されています。
4月20日の画像では約30個、23日の画像では25個の破片が見えています。太陽に接近するにつれて温度が上がり、彗星の核の氷が部分的に水蒸気となって噴出。自転が速くなって崩壊した可能性が考えられるといいます。
この彗星は米ハワイ大が米航空宇宙局(NASA)の補助を受けて運用する「小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS=アトラス)」の望遠鏡で発見されていました。