「千葉セクション」の地質時代が「チバニアン」に決定@国際地質科学連合
1月
18日
「千葉セクション」には、約77万年前に地球のN極とS極が入れ替わった最後の地磁気逆転の痕跡が明瞭に残っています。茨城大や国立極地研究所などの研究チームは、この地層を時代の境界となる「国際模式地」として認めるよう、2017年6月に国際地質科学連合へ申請していました。
国際模式地を巡ってはイタリアも2カ所の地層を申請し、中期更新世を「イオニアン」とする提案もありましたが、「千葉セクション」は地磁気逆転を示すデータの質が良く、1次審査で破っていました。2018年に2次審査、2019年3次審査を通過。2020年1月17日の理事会では理事の過半数の賛成を得て「チバニアン」が決定されました。
2018年(平成29年)7月6日には、「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」の名称で国の天然記念物に指定されています。
投稿日 2020-01-18 10:26
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2020-01-18 17:29
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