お茶菓子(299-3)山桃@阿波遊山
1月
11日
本来は、しっとり、ふんわりした蒸しカステラのような浮島生地ですが、少し日にちが経ったためでしょう、当初に比べ少し硬めに感じました。餡製品ですので、一度に何個も食べられず、おいしくいただくためには悩ましいところです。
「山桃」は、ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑樹で、その赤い果実を利用しています。半世紀も前の子供のころによく食べた記憶があるぐらいで、少し前まではスーパーなどでもよく見かけた気がしますが、近年あまり見かけなくなりました。独特の酸味と甘さを感じさせてくれる「山桃」はなんとなく懐かしさを感じさせてくれます。
「山桃」の実は、見た目は可愛くて綺麗ですが、食べるとなると芯に大きな種があり、果肉部分だけをうまく食べるのが難しいのが欠点でしょうか、甘酸っぱさが詰まった「山桃」の餡菓子、おいしくいただきました。